シロイ海 | | まるで
雲すら映らない様な真っ白な海に
笹の船に乗って僕は流れる
すると
前から流れに逆らって
小さな象が泳いでいた
そういえば
僕昔.動物園の飼育員になりたかったなあ
僕は黙って象を見ていた
象が遠く見えなくまで
しばらく
流れると
今度は小さな箱が流れてきた.
箱の中には真っ白な紙と鉛筆.
そうか.僕の夢は.詩を書いて本を出すんだ!!!!
その箱に手を伸ばした瞬間.笹の船がバランスを崩して.僕は海に落ちた
溺れる!どうしよ!!!と思ったけれど.僕は足をついた.
真っ白な海は透明で
やっとこ
僕は地に足をついた
歩こう
紙と鉛筆を持って
遠く.遠くで
何かがパオーンとないた |
| 2007/5/8 16:32 
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